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「早朝の川治温泉とDL試運転」 第一鬼怒川橋梁俯瞰 |
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都内から会津までの直通ルートとして重宝される野岩鉄道。近年では夜行列車も運転され、尾瀬の玄関口としても国内外から注目を集めている。しかし撮り鉄目線でいうと、ほとんどの区間が高架橋やトンネルで形成される高規格公団線のため、少し味気無さを感じてしまう路線だった。
そんな同路線の中でも、ロケーション的に気になっていた撮影地が川治温泉の俯瞰だった。しかし気になっているとは言っても、順光時間帯は夏場の早朝のみ。田島付近を車で走っている時に見かける車両をわざわざ撮りに行くことは無いだろうし、夏場の早朝に都合よくイベント列車が通過することもあり得ないだろう。そう考えると、やはり訪れる可能性は皆無に等しいという結論になっていた。
しかしある時、東武鉄道が購入したDE10が客車を連れて、会津若松までの直通運転を見据えた試運転をすると話を聞いた。それも誰がそんな列車に乗れるのだろうかと思うような早朝に下今市を出発し、当日中に若松まで往復するダイヤ。最初は真偽を疑ったほどだったが、どうも本当に走るらしい。ついに冗談交じりに話していた内容が現実になってしまったので、久々に会津の飯も食べたいという口実も付け、初めての野岩鉄道を目指した。
走り慣れた4号線を北上し、いつもは右折する交差点を直進する。思っていたよりも早く現地に到着したが、そのまま立ち位置を目指して斜面を登り始めた。予想していたよりも短時間で登り切ることができたので、結果として想定よりかなり早く着いてしまった。
雲の心配もない穏やかな空模様。照りつける朝日も心地よく、まさかの貸切だったので穏やかな心持ちで時間を過ごす。聞いていた時間通りにホイッスルの音が聞こえ、北斗星カラーの車両がトンネルを抜けてきた。 |
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