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常紋の定番146kpによく似た線形だが、背景や木の雰囲気を見ると少し違う、いわば穴場的スポットとして存在した常紋145kp。冬場に"歩く距離が少なくて済む"という実にくだらない理由で訪れたこともあったが、やはりロケーションやスケールの大きさで比べると定番146kpにはどうしても敵わない、いわば妥協スポット的な場所だった。
しかしこの場所、秋になると定番に勝る程の綺麗な紅葉を見せる。どちらかと言えばこちらの紅葉が普通で、何故か定番の方は色付きが微妙な年が多い印象だった。
この日は恒例の紅葉狙いで渡道しており、道東の晴れ予報にひかれて石北本線を訪れていた。朝一の列車を生田原界隈で撮ってから常紋へ。念の為に定番の色付き具合も確認してから145kpへと戻る。背景の青空も充分だったので、縦構図で広めに狙うことにした。
紅葉の盛りを迎えようとする常紋峠。キハ2連が力強く唸りながら走りすぎていった。 |
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